2009年版の e-Tax 環境のインストール方法まとめです。3月16日まで 1週間きってしまいました。やらねば。
今年も e-Tax で確定申告して、昨年買った IC カードリーダライタ代や、各種発行手数料の元を取ろうと思いました。が、ちょっと待った。
うちの PC 環境は商売柄どんどんと環境を入れ替えて色々なハード / ソフトを試しているため、ふと気づくと、すでに去年 e-Tax で電子申請した環境は影も形もありません。
調べてみると、どちらにせよ色々バージョンも上がっていることですし、去年のことは忘れてインストールし直すことにしました。
ちなみに私の環境
OS | Windows Vista SP1 |
IC カードリーダライタ | NTT コミュニケーションズ SCR331DI-NTTCom |
ICカードドライバのインストール
NTT コミュニケーションズの公式サイトからダウンロードします。昨年の 3月は Ver 1.05 でしたが 2008年11月に出た 1.09 が最新です。どちらでも動かないことはないと思いますが、正式リリース版ならより新しいほうを入れておくのが、お兄さんとのお約束です。
新規にドライバを入れる場合は、USB 端子に IC カードリーダライタを接続しないでまずドライバを先にインストールする必要があるようです。
JRE (Java 実行環境) のインストール
公的個人認証サービス都道府県協議会によると、最新の利用者クライアント Ver2.3 を使用する場合でも、事前に JRE のインストールが必要です。
問題はそのバージョンで、対応する JRE のバージョンがリストアップされているのですが、
JRE Version 6 Update 12
が最新なのですが、Update 7 を推奨するとなっているだけで、12 はどうなのかまでは分かりません。とりあえずインストール。
利用者クライアントソフト
公的個人認証サービスポータルサイトから、これまた最新版をダウンロード、インストールします。Ver 2.3 でした。
とりあえず、「自分の証明書」をクリックしてみます。
パスワードを聞かれた人は次へ。
IC カードに接続できません!?
Nire はいきなり eTax の洗礼を受けました。 去年は「R/W のタイプが不明です」と表示されていて、平たい表現になったものの、エラーになってしまいました。
こういう場合は、動作確認ボタンを押してみて、その結果を「動作を確認した場合のエラーについて」あたりと見比べます。
とりあえず疑ってみたのは
- IC カードリーダライタのデバイスドライバが正常にインストールされているか
- USB ケーブルが接続できているか
で、ここまでできていればデバイスドライバに IC カードリーダライタの名前が表示されます。次に
- IC カードを入れる向きが逆じゃないか
- 非接触 / 接触カードの区別を間違えていないか ((自治体によって種類が違うらしい))
ですが、この辺はクリアしているようです。
結局私の場合、PC 1台で 2種類のカードリーダライタを使ったことがある、が原因でした。
この場合、「IC カードリーダライタを自動検出する」は正常に動かないようです。
いま現在、同時に 2台つないでいなくても、つないでいない方のカードリーダライタを参照して、「IC カードに接続できません」と言われることがあります。この場合、図のようにプルダウンメニューで正しく指定。
「自分の証明書」入力パスワードは数字のアレではない
「自分の証明書」をクリックして、正常に IC カードが読めた場合は
これもちょっと曲者で、地方自治体でカードを発行するときに 2種類のパスワードを聞かれるのが紛らわしいのです。一瞬、数字の暗証番号 (PIN) かと思いますが、そうではなくてタッチパネルで入力するほうで、アルファベットと数字でできたパスワードのほうです。
ちなみに 5回ミスすると終了、カードはロックされるので、再び地方自治体の役所に行ってロックを解除してもらう必要があります。
正常にパスワード入力できると、めでたく証明書が表示されます。
ああ、今年も波乱の幕開けのようです。つづく。
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