Sony VAIO type P レビューの続きです。

キャラメルキーボードとスティック式の割には使いやすい

キーボードの形状はいわゆるキャラメルキーボードですが、キーピッチ 16.5mm、キーストローク 1.2mm で、見た目から受ける印象よりはずっと打ちやすいです。

Sony VAIO type P: 日本語キーボードの左半分 Sony VAIO type P: ポインティングデバイス

ポインティングデバイスは、スペースの都合とはいえ、私が一番きらいなスティック式だったりします。

IBM (現在は Lenovo) の ThinkPad では、このデバイスが出っ張っていて、ブラインドタッチ中に指がぶつかったとき、ざらざらしたヤスリ紙で爪をこすったときのようなイヤな感じがしていたからです。
(滑り止めにすればいいってもんじゃない 👿 )

ただ、type P のものはキーボード面に対してややへこんでおり、指で触ってみた触感もゴム的な樹脂、という感じで良い方でした。

Sony VAIO type P: 2種類のキーボード

キーボード配列は日本語キーボードと英語キーボードが選べるようです。あえて 2つ並べてみました。 🙂 下が本物の英語キーボード、上がパンフの紙に印刷された日本語キーボードです。

Return キーの打ちやすさからいうと圧倒的に日本語キーボードの方が大きくて良いのですが、Eee PC をはじめ携帯性を重視した UMPC によくありがちな配列で、右手小指の記号キーにしわ寄せがきています。Shift キーは少なくとも左側が長めになっているので不満を感じることは少ないでしょう。

XMB はできれば遠慮したい

Sony VAIO type P: XMB ボタン

手前にナゾのキーが 2つあって意味不明でしたが、押してみると左のものは画面をタテに 2分割するボタンでした。解像度が 1600×768 で、Web ページ 2枚分を並べて表示できることを売りにしているため、ボタンがわざわざ特設されているようです。

右側は XMB を起動するためのボタンでした。XMB (クロスメディアバー) は、P

C に限らず PlayStation 3 やら PSP やら Blu-ray / DVD プレイヤーやらに広く搭載されているユーザーインターフェースですが…..XMB の使いやすそうなイメージは、なめらかに上下左右に移動するバーが半分支えていると言っても過言ではないのに、type P のものは動作が遅く、使う気にはなれません。

次回は動画を再生してみます。