10月8日から 11日まで幕張メッセで行われた「東京ゲームショウ」に行ってきました。仕事の話はここでは置いといて、趣味で最終日の 11日に行ってきた、ゲームのプロモなのに地震体験できるブースの話を書いてみましょう。
絶体絶命都市3 のプロモとして地震を体験
東京ゲームショウ 2008 で、SCEI やバンダイナムコゲームスといった巨大ブースの間に挟まれて、異彩を放っていたのがアイレム (Irem) ブースです。ブースのほとんどが地震体験車で占められています。ちなみに地震体験車というのは通称で、本当は起震車と呼ぶようですね。
どうして地震なのかというと、PSP 用に来年リリースされる予定の新作ソフト「絶体絶命都市3」が、大地震により崩壊した街を舞台に繰り広げられるアクションアドベンチャーゲーだからです。地震を実際に体験してもらい、主人公がゲーム内で体験する地震を体感してもらおうという趣向。
震度4から7まで、3つの地震が体験できる
一回の体験で、3通りの震度を体験することができます。
震度 | タイトル | 「震度階級関連解説表」による様子 | |
人間 | 屋内の状況 | ||
4 | — | かなりの恐怖感があり、一部の人は、身の安全を図ろうとする。眠っている人のほとんどが、目を覚ます。 | つり下げ物は大きく揺れ、棚にある食器類は音を立てる。座りの悪い置物が、倒れることがある。 |
6強 (6H) | 新潟県中越沖地震 | 立っていることができず、はわないと動くことができない。 | 固定していない重い家具のほとんどが移動、転倒する。戸が外れて飛ぶことがある。 |
7 | 東海地震 ((実際には発生していないが、近い将来発生すると想定される)) | 揺れにほんろうされ、自分の意志で行動できない。 | ほとんどの家具が大きく移動し、飛ぶものもある。 |
「震度階級関連解説表」というのは、昔の図鑑や博物館での地震の説明によく出てきますが、ある震度にたいして、実際に起きるであろう現象や被害の程度を示したものです。現在の震度は計測震度計という機械による計測震度から導かれるため、上記の震度階級は目安になっています。
また、マグニチュード (M) と震度がよく混同されますが、
- マグニチュード (M) … 地震全体の規模。場所に関係なく、1回の地震についてマグニチュードの数値は 1つだけしかない。計算方法 ((表面波マグニチュード、実体波マグニチュード、モーメントマグニチュード、気象庁マグニチュード)) が何種類かある。
- 震度 … 場所ごとの揺れの強さ。場所によって数値が違う。
という違いがあるようです。
モンハンほどではないが、激しかった競争率
この体験ブース、ビジネスデーの時は会場全体の来場者数も少なく、やろうと思えばスグ入れます状態だったのですが、本業の短い休憩時間中では他にいろいろ見ておきたかったので、後回しになっていました。
で、いざ一般デーになるとかなりの人気。しかも諸般の事情で、最終日 13日の、最後の回を狙うことにしたので大変でした。15:00 から主題歌を歌うシンガーソングライター飯田舞のミニコンサートがあり、その終了後に先着順で地震体験の整理券を配る、という趣向だったからです。
ブース内で、整理券を配布する予定の係員の、立ち位置を事前にチェックしておき、虎視眈々とコンサート終了のタイミングを狙って、ドドドドッと押し寄せる人並みのなか、体験 2グループ目の整理券ゲット。
次回は体験編です。
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