11月1日発売のニンテンドー DSi ですが、ヤフーオークションを見るとすでに出品されていて、しかもプレミア付き価格で落札されています。
ニンテンドーDSi は、もちろんいま在庫があるわけではなくて、出品者が大手量販店などで予約を完了していて、発売日に購入しますというものが多いようです。
すでに平均 4,000円のプレミアがついている
出品者によって、「未開封新品」じたいを対象にした出品と、予約レシートを提示して「予約権」を出品しているものとがあり、混沌としているので、前者にしぼって、どれくらいの価格で落札されているのか見てみましょう。
- 10月18日に終了しているオークション
- 「予約権」は除く
- 送料が落札者負担かは調べない
この条件で、
— | DSi 新品 |
平均価格 | 22,935円 |
最高価格 | 23,800円 |
最低価格 | 21,500円 |
ニンテンドーDSi のメーカー希望小売価格に対して、平均して 4,035円ぐらいのプレミアがついています。
発売前の商品自体を出品するのはガイドライン違反では
ですが…ヤフーオークションのガイドラインでは、2005年1月17日以降、「落札者の入金を商品調達に充当する」ことを禁じています。ガイドラインには、「納期が早くても商品が手元にないことがわかるもの」の例をいくつか挙げています。出品しているものの商品説明は、これらの例には該当しないように書かれてはいます。しかし、出品時点で DSi の発売日が到来していないことは明らかなので、どちらにせよガイドライン違反なのではないでしょうか。
さらに、商品そのものではなく予約した権利 (発売日にお店で購入できる権利) 自体は問題ないだろうということで、予約権を出品して、落札金額 + 希望小売価格 18,900円 + 送料を落札者が払うように書いてある出品もあります。予約権自体の出品が有効なのかは分かりませんが、禁止行為の中の
- 商品説明のなかで、表示価格より高い金額で取引を行う旨を記載すること
あたりが該当してしまうと思います。
ヤフーオークション側の対応やいかに
最終的には、自社で定めたガイドラインに照らして、どう解釈し、どう対応するか、というヤフーオークション側の問題になってきますが、大量に落札されたままになっているところを見ると、対応が追いついていないのか、申告はされていても何らかの理由でスルーしているのでしょうか。
Wii 発売日に勢いで都内某所に早朝から並んでしまった身としては、「そこまでしてまで DSi が欲しいかなぁ」と書こうものなら、お前が言うなと知人から大ブーイングが来そうですが。
でも、虎視眈々と新型 PSP-3000 は検討中ですよ 🙂
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