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まぶしさを軽減するメガネレンズ、ビュイ (b.u.i) ですが、夜間ドライブや、その他のシチュエーションで早速試してみました。

夜間のドライブ

早速おためしということで、夜、完全に空が真っ暗になった状態で、ビュイをかけてドライブしてみました。 まず心配だったのは、色が濃すぎて夜間の運転には厳しいのではないか、ということですが、25% 程度であれば運転に影響はありませんでした。 実はビュイ完成の数日前、純粋なサングラスで、この色付きビュイよりも濃い黄色のものをかけて運転してみました。これだと、街路灯の充実しているエリアでは良いのですが、暗い住宅地の路地では左右からの飛び出しがあった場合、たぶん裸眼より反応がほんの少し遅れるリスクを感じました。 ビュイの場合はどちらでも平気そうです。またギラつく街路灯がマイルドに見えて、まあまあ良い感じです。  

ブレーキランプ (ストップランプ) はどうなのか

渋滞に出くわしましたところで試してみました。前の車のストップランプと、ハイマウントストップランプが眼前に来るほど、車間を詰めて停車します。 一定の効果はあるようですね。 レーシック裸眼だと、気持ちの悪くなっていたような明るいストップランプも、かけると極端に暗くなることはなく、ギラつきのみが抑えられる印象です。「見てくださいこの劇的な効果!」と書くほどのものではありません 😕

いろいろな場所でビュイをかけて試してみた

ドライブに限定せず、実際に色々な状況で試してみました。

  • 晴れた日のビル街 (春先) … 全体にマイルドな感じになります。逆に言うと、光のギラつきが生み出す臨場感が失われて、デジカメ画像を見ているような、のっぺりとした感じになります。その分目の疲れは減ります。
  • 電車の車内 … 蛍光灯が無駄に明るい電車ですが、かなり抑えられている印象です。ピンホール現象で、遠くの吊り広告が若干よく見えます。天井からのエアコンの風が強いので、まだ乾燥しやすいレーシック眼には、何かかけておいた方がいい気はします。
  • 晴れた日のグラウンド (5月) … 要するに運動会ですが、相当日差しの強い 5月晴れだと、ビュイでは力不足なのが明らかです。もっと安価な、濃いサングラスに掛け替えました。

紫外線防止は?

パンフレットによると UV カットがついているようです。これについては、検証してみたので別記事にします。

ビュイは近視、遠視の人は使えるのか?

近視、遠視をメガネで普段補っている人の場合、メガネを 2つかけるわけにいかないので、ビュイにさらに度数を入れ、ビュイ + 度入り指定もできるようです。

  • 平面レンズ (度なし)
  • 非球面単焦点レンズ (度あり)
  • 累進屈折力レンズ (遠近両用メガネ)

ビュイのまとめ

このビュイというメガネレンズ、小さい穴の多数空いたネッツペックコーティングにより、まぶしさを和らげる効果のあるレンズでした。その役割はあくまでピークカット、つまり強烈に 1カ所だけ明るい光源だけをある程度マイルドにする働きらしく、全体にまぶしい状態では普通のサングラスに劣るようです。夜間のグレア対策としては「そこそこ役に立つ」程度でしょう。

ピンホール効果により視力を上げる効果がありますが、レーシック後の眼にとって良いか悪いかはシチュエーションによります。 レーシック後のケア用品としては、パソコン作業にも…と書いてありますが、近視の戻りを防止する意味なら老眼鏡をかけるのが医師のお薦めなので、こちらの用途は消えます。あくまで屋外用でしょう。

レンズ指定としては、結局ビュイ + 色付き + 度付きで好きなパターンを選べます。パンフレットを見て、いかにもドライブもパソコン作業もこれ一個で何にでも使えてしまう魔法のメガネのように思わず、「これは○○用」と使い道を絞って、最適な色の濃さを考えた方がいいと思います。

メーカーは青山眼鏡株式会社というところですが、ぜひバージョンアップを続けて、さらにまぶしさを強烈に抑えてくれる効果を磨いてほしいですね。

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