前記事: LASIK: 術後編: 「レーシックすると目は大きく見える」って本当か考察する
レーシック手術そのものには、おそらく “目” を大きく見せる効果はないこと、また近視用メガネの効果により目は相対的に大きく見えることは分かりました。ちょっと別の方向から考察してみます。
考察3. メガネを外したときのトリックアート
本邦初公開、Nire.Com のアートチームが総力を結集して作った…いえ前置きは忘れてこちらの図形をご覧ください。
このブログの字が読める距離ではなく、1.2m – 3.6m ぐらい離れてみてください。図形が見える限り、離れるほど効果は高いです。
あれ…4つ並んだ「目」、何か大きさが違って見えませんか? 両端の「目」は、真ん中 2つに比べて若干ふくらんで見えます。
- 楕円 = 「白目」
- 黒丸 = 「黒目」
- 外側の四角や丸 = 「メガネフレーム」
を表しています。楕円と黒丸で構成された「目」は、本当は 4つとも同じ大きさです。つまり黒目白目の大きさは変わらなくても、周囲を囲むメガネフレームが無くなると、大きめに見える効果があります。
これは一種の目の錯覚で、デルブック (デルブーフ) の錯視図形として知られています。また 1.2m – 3.6m というのは、人間関係の親密度に応じて取られるパーソナルスペースで、社交的関係、つまり同僚、親しくない友人が話す距離です。レーシックを受けた人の席に、容態を気にしつつ、かつ物見遊山で遠巻きにやってきたギャラリーが取る距離、というわけですね。
考察4. 「私レーシックしたんですよ!」と語る人の生理的変化
今までは「目のサイズが変わらなくても、大きいかのように見える」話でしたが、それらに加えて、本当に目は大きくなります。
レーシック、特にイントラレーシックを受けると視力が一挙に向上するので、感受性が強い人ほど「世界が変わった!」と感じ、その感動を人に伝えようとします。私はレーシック受けたんですよ、1.5 になったんですよ! と。周囲にレーシッカーズがやたら増えているので、自分の無駄によくなった目で 🙂 観察する機会が多いのですが、皆さん本当にインパクトのある話し方をします。
このときに、体内では交感神経が興奮し、目は次のような変化を起こします。
- 瞳孔が開かれる。
- まぶたを見開く。
蛇足ながら、さらにドーパミンとノルアドレナリンが適量分泌されることによる、興奮と不安の感情により、欧米人が得意としている、自分が体験したアンビリバボーな瞬間をボディランゲージを交えて、表情豊かに語る「あのモード」になると。
話を聞く方は、心理的に圧迫されて相手の目にくぎ付け (視野の狭窄) 状態 ((「笑うせぇるすまん」の「ドーン!」状態)) になり、効果アップかもしれない、という仮説も追加しておきましょう。
「レーシックすると目が大きく見える」のまとめ
というわけで、まとめると、
- 手術そのものに目のパーツを大きく見せる効果はない。
しかし、次のような効果はあるでしょう。
- 近視メガネのレンズがなくなることで、目は本来の大きさで見え、
- フレームがなくなることで、錯覚を起こし、
- 興奮状態で語ることで、本当に目は見開き、瞳孔も開き、
- 下手すると、オーディエンスは心理的に主導権とられてメロメロ
で、私のように術前検査の予約をうっかり入れてしまう…というわけですね。 🙂
レーシックすると目が大きくなるのは本当かも知れません
その理由は近視と目の仕組みによるものです
私は近視でメガネとコンタクトを使っています
実はメガネとコンタクトと裸眼では目の大きさが変わるのです
メガネではコラムの通りに目が実際より小さく見えます
裸眼では…
ココ重要です近視の裸眼では目を細めて見るので目は小さくなります
ではコンタクトではどうでしょう?
コンタクトではレンズ効果もないし、目を細めないので目は大きく見えます(と言っても実際の大きさですが
結論では
近視の裸眼では目を意識しないでも細めるため目が実際より小さく見え
メガネではフレームとレンズ効果で目が実際より小さく見え
普段から小さい自分の目しか見てないので
メガネ無しの矯正視力(レーシック)での実際の自分の目の大きさが大きくみえるように感じているだけです。
まあ他人も自分も小さい目しか見てないので
結果的には大きくなったのと変わりませんね。
役に立ったらカスタムレーシックの費用だしてください、お願いします。