月: 2008年3月 (4ページ目 (4ページ中))

W54S ケータイアップデートのお願いが送られてきました

W54S をご利用のお客様へW54S を 2回にわたってケータイアップデートしたばかりですが、なんと紙でも「重要なお知らせ」が送られてきました。KDDI の au 東京お客様センターが差出人になっていて、中身は公式サイトと同じです。中身はソフトウェア更新の仕方と、発生する事象の内容について (要はバグの内容) でした。

でも、2/13, 2/27 のうち 2/13 のアップデートしか書かれていないのですよね。日数的に印刷と発送に間に合わなかったのでしょうし、どちらにせよアップデートをうながすメッセージは W54S を開けた瞬間に表示されるので、アップデートをもう一度しなくてはならないことには、いずれ気がつくと思いますが。

紙でわざわざ配布してくる…というのが興味深かったのですが、中には

  • Cメールを1,000件受信、または、1,000件送信すると電源のリセットを繰り返します。

というユーザー側では直せないバグもあるために、持ち込み修理が増える分のコストを考えると紙を配布した方がコストが安い…と踏んだのでしょうか。いやいや、W54S だけでなく W56T, W54SA にも微妙に機種名やバグの内容が異なる送付物を 3種類用意して配布…大変そうですね。

このところ、KCP+ 機のバグについてユーザーの悲観的な書き込みをよく見かけます。ハード故障は持ち込み修理するしかなく、マルチボタンがきしむ件のように何日か手放すのはイヤなものです (自分の W54S をながめて「愛でる」ソニエリユーザーは多いはず!) が、定期的にソフトウェア更新で直っている分には、10分足らずで fix できるのですから、前向きに評価してあげても良いのでは…と思うのは、ソフト屋のひいき目でしょうか。

Linux (OpenSSL) でサーバ証明書をリクエストして、Windows Server 2003 の CA から発行する

Windows Server 2003 による Active Directory 環境下で Linux サーバを運用していると、Linux で構築した認証局 (CA) ではなく、Windows Server 2003 の「認証機関」(CA とします) にサーバ証明書をリクエストしたくなる時があります。

「Linux 用の証明書なら Linux で openssl をインストールして発行すれば?」
と思うかもしれません。SSL サーバ証明書を年額払って購入するは別として、自前の Linux サーバで発行した場合、「オレオレ証明書」を受け取った IE7 に「証明書のエラー」と言われ赤く表示されたり、Windows メール (Outlook Express) から Linux ディストリビューションな POP3s / IMAPs サーバに「このサーバーを使用し続けますか?」と言われギョッとすることがあります。

このサーバーを使用し続けますか?

Windows Server 2003 の CA を使うと、ルートCA の証明書が Active Directory により配布されるために、クライアント PC が AD ドメインに参加していれば、これらのメッセージを見なくても済むわけです。

準備

  • Linux 側に OpenSSL をインストール (ここでは CentOS5.1 とします)
  • Windows 2003 Server 側に「証明書サービス CA」「証明書サービス Web 登録のサポート」をインストール

OpenSSL でサーバ証明書リクエストを発行する

  • /bin/su –
  • cd /etc/pki/tls/certs
  • make server.key
  • openssl -in server.key -out server.key
  • make server.csr
    (いくつか質問されますが、Common Name は Linux サーバの FQDN である必要があります。 e.g. www.yourdomain.co.jp )

これで CSR ファイルができます。

Windows Server 2003 証明機関で証明書を発行する

  • Web 管理ツールを開く証明書サービスの Web 登録サポート
  • [証明書を要求する] をクリック
  • [証明書の要求の詳細設定] をクリック
  • [Base64 エンコード CMC または PKCS #10 ファイルを使用して証明書の要求を送信する…] をクリック
  • [Base64 エンコード証明書要求] の欄に server.csr の内容をメモ帳などで開き、コピー & ペーストする
  • [証明書テンプレート] を [Web サーバー] にする
  • [送信] ボタンをクリック
  • Base 64 形式を選択し、証明書ファイル (certnew.cer) をダウンロード

OpenSSL 側でサーバ証明書をセットアップ

  • 受け取ったファイルを /etc/pki/tls/certs に置いたとする
  • cd /etc/pki/tls/certs
  • chmod 400 server.key server.cer
  • rm -f server.csr

あとは、証明書を使用する側のアプリケーション (e.g. apache) から、

  • 秘密鍵 server.key
  • 公開鍵 server.cer

を参照するように設定します。

新しい 投稿 »

© 2025 Nire.Com

Theme by Anders Noren上へ ↑