月: 2008年3月 (2ページ目 (4ページ中))

自鯖道を極める: 夏からでは遅い、自宅サーバ熱対策

サーバールーム内にいて季節の変わり目を実感する時。道行く人が着ているものでも花粉症対策のマスクでもなく、PC の異常な

数日前から、深夜になると「チリチリ…」という音が断続的にサーバの 1台から聞こえるようになりました。

個人的に PC のメンテログを残しているのですが、昨年の 3月、同じ時期にチリチリ音がしたと記録に残っています。

初めて遭遇したときは、ケースが中のファンや HDD の動きと共振して震えているのだろうと思っていましたが、ケースを開けてパーツごとの立て付けを確認しても変わりません。そして、ケース左側面のフタを開放して使っていると、音がしなくなります。

色々調査した結果、分かりにくいのですが、Pentium4 3.20GHz (Northwood) が発生する音というところまでは絞っています。 ((クライアント PC はいまさら Pentium4 でもありませんが、サーバ類はけっこう Socket478 も生き残っているのです))

マザーボード BIOS の画面で温度を測ってみましたが、去年の最高値で 91度でした。 👿

そんなわけで、熱対策は 3月から!

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セガ [iA]: ミームでいろいろ試してみた / なりきり不足のアバター

セガ internet Adventure [iA] の CBT で、「ミーム」をまだ試してなかったので、置いてみることにしました。

iA: 大量に作ったミーム

いや、1体でいいんですけど。

ミーム ((ミーム = 模倣子)) は自分のアバターと同じ形をしていますが、アバターと違ってアイランドのどこかに人形のように放置しておいて、元記事とコメントがつけられる掲示板のとして機能します。

URL ((URL というより FQDN)) と 1:1 に対応したアイランドにリンク (Pia) を置いて、主なコンテンツを紹介しておき、掲示板が作りたかったらミームを置いて、みんなでコメント書いて盛り上がる。ということのようですね。

ミームを作ってみる

地面を右クリックすると、

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セガ [iA]: 開始 80分前に本日のβ告知が

自宅の IMAPs サーバを見るヒマがなく、帰ったらセガ internet Adventure [iA] (長いのでセガ [iA] にします) の CBT のお知らせが。

iatoofrozen.png

サーバーオープン予定日時
3月19日(水)18:00~23:00 ※本日
3月20日(木)13:00~21:00

このベータテスト、まだまだ cut and try を繰り返しているらしく、毎日鯖が動いているわけではなくて、必要な時だけ招集がかかるのです。うぉぉ開始 80分前に言われても。仕事中です。 🙂

公式サイトではないので、独断と偏見で目立った点だけ書くと

  • モンスターの出現頻度が上がった
  • プレイ中に画面が固まる不具合が直った

ミームの不具合が直ったそうですがまだ試していません。

開始 3日目にして最強のモンスターが

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Yahoo!「ログール」: アクセス統計ってプライバシーじゃなかったのか

Yahoo!「ログール」のベータテストが始まったので、そそくさとエントリーしてみました。

最初に断っておくと、Google Analytics 対抗のサービスだと思っていました。ID 取る、指定されたスクリプトをブログにぺたりと貼る、アクセスログ解析ができる。いや、そこまでは間違ってはいないのですが、だいぶ趣が違います。

ログールのブログパーツ

簡単にいうと、みんなにアクセス履歴見せてなんぼのサービスらしいのです。

  • 見た目ブログパーツ
  • 訪問者の足あとが残る / 足あとは誰からも参照できる
  • 訪問者のプロフィールが見られる
  • 訪問者が最近おでかけしたサイトや、ソーシャルブックマークが見られる

まあこの辺は面白いと思います。「SNS 機能をもった」アクセス解析サービスといわれるゆえん。それぞれ別々のブログサービスや、nire.com のように単独サーバーで一匹狼でやっているブログなどホスティングされている場所に関係なく、SNS な機能が使えてしまうという点は評価できると思います。Yahoo らしいフレンドリーなサイトデザインだし、ゆるく遊べます。

プロフィールは公開する範囲が項目 (表示名、名前、生年月日) ごとに細かく制限できるようになっており、プライバシーに配慮したサービスという感じがします。また足あとを残したくない場合は、おでかけ先のサイトごとに off にできるようになっています (ブロックリスト)。

が、しかし。

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.asia ドメインのオークション – これは過渡期なのか終焉なのか

DotAsia domain auctionThe DotAsia Organization のサイトにずらりと並んだ .asia ドメイン名を見てびっくり。

.asia というのは今回、新しく追加される gTLD トップレベルドメイン名です。.com, .jp などとレベル的には同じ。

ドメイン名の売買は今更珍しくも何ともないのですが、驚いたのはこの .asia の gTLD レジストリは複数申込者に対してオークションを主催して、値を自らつり上げるという点です。 ((普通はドメイン名は first com, first served (早い者勝ちで付与) です。)) さすがにオークションと言っても無制限にというわけではなく、商標権者向けに優先登録期間が設けられているようです。

ページの冒頭には、ご丁寧にオークション中のドメイン名の値段が左に流れるティッカーまでついていて、まるで株式市場。

gTLD としては後発の .asia が、ドメイン名の紛争を事前に抑制しつつ、自分たちの存在をアピールするいい材料というわけですね。

いいのかこれは。

いや、ここは日本人的な抵抗感を捨てて、新しいビジネスモデルとして価値観が変わりつつあるとドライに受け取るべきなのでしょう。

オンラインゲームの RMT (リアルマネートレード) にしても、行為として始まった頃は、あくせく長時間プレイして稼ぐゲーム内通貨をリアルマネーで買うのは邪道だとネガティブに捉えられていましたが、RMT 業者が増加し、次にセカンドライフのように、開発元自身が、仕様として現実の貨幣とリンデンドルの間の RMT をサポートするような流れになっています。 ((セカンドライフをゲームの範疇に入れるかは微妙ですが。)) 月額課金制からアイテム課金制へのシフトも同様ですね。

ドメイン名も、もともと JP ドメインのようにドメイン名の売買禁止の立場から始まって、グレーゾーンのドメイン名売買業者が横行し始め、原則自由化、次のステップでは、gTLD レジストリ自身がトレードならぬオークションを開催するという、似たような流れになっています。

最初は禁止されていたビジネスモデルが、世の中の動向を追認する形になり、ついには胴元やプロバイダーがデフォルトなシステムとして内包してしまう。他にもそういった例はありそうですが、果たしてその次に来るステップは何でしょうね。新たなドメイン名ビジネスの形態が登場し続けるのか、それとも検索エンジンに認知方法の座をどんどん奪われて、ドメイン自体が意味をなさなくなってしまうのか。

マイケル・フェルプス。世界一のドルフィンキックを見た

NHK スペシャル「ミラクル ボディー」で、200m 自由形などの世界記録保持者マイケル・フェルプスの泳ぎを見ました。何となめらかで豪快でしなやかなドルフィンキックなんだ、と。

水泳レッスンでもドルフィンのうまい人はいます。それでも、たいていの人は下半身メインでウネウネ動いていることが多く、上半身は割と板っぽいというか、直線的につられて動く感じが多いですね。マイケルの場合は、胸の下からウェスト、もも、足の先まで一連のウェーブになっていて、見ているものを黙ってうならせる動きをしていました。

イルカの映像が間に挟まれていましたが、上下動の大きさは本物(?) 以上です。

またレッスンだと、飛び込んでから少しでも早く浮上してきて、早く手足をかき始めろ、その方がタイムが稼げると教わっていますが、彼の場合は 5.3秒間潜水し、10回蹴ってから浮上してくるとのこと。水中では当然まったく手をかいておらず、泡も立っていません。なのに急いで浮上する選手より頭ひとつ速いわけですから…この深く大きなドルフィンをモノにした選手のみに許される戦略でしょうね。

手の動きについても、上級者の泳ぎは S 字ストローク (上下から見ると、手の先が S 字を書いているように見える。多くの水をかけるので、まっすぐかくより速いとされる) とされてきました。マイケル・フェルプスはそれを直線的にかく I 字ストロークに変えているし、他の日本人選手にも体格差を補うため、水上で棒のようにストレートに腕を伸ばしたままかくストロークが採り入れられているようです。

泳法については、正直一定周期で流行が変わっているんじゃないかと思いますね。平泳ぎなども体格や関節の可動域によって、人によって向いている泳ぎ方が顕著に違いますし、世界のトップスイマーが I字だからオレもワタシも…というのも違う気がしました。

別のニュースで、水平舵がドルフィンのような動き (*1) をして前に進む船の話題が取り上げられていましたし、効率のいいドルフィンに注目が集まりそうです。

カラダが泳ぎたくなってくる話題でした 🙂

(*1) … あくまでヒレや船体は固形で、動きがドルフィン

セガ internet Adventure [iA] のアバター作成して基本操作

iA world ゲート

iA ネタの続きです。

2日目の今日 3/14 は、ネットワーク周りの調整が行われたのか、キャラクターデザイン中に落ちなくなっていました。作成中にログオフはしなくなったものの、サーバからのレスポンス待ちか、数秒入出力がすべて停止したように見えて不安定なときがあります。

身長、横幅、顔の形、顔のパーツの形や位置などが変えられ、M○○ の設定画面に似ていなくもありません。 😕 やり過ぎない程度にリーゼントにしてみました。

作成したらログインです。とりあえず Enter 押しでチャット。吹き出しで表示されるほか、ログに残ります。まあ普通。

iA のチャット

服装はログインしてから装備として着替えられるようになっています。まだ buggy らしく、いくらでも上下が着重ねできてしまったり、アバターにオブジェクトが「ささった」ように見えているアブナい人も沢山います。あとでバグレポートしておきましょう。次。

iA のインベントリ

操作系はいつもの、行きたい方向をポイントで移動、右クリホールドで視点移動です。WASD も使用可能です。目の前の人に W キーで突進すると、相撲状態になっています。これで一日押しくらまんじゅうして遊んでいる人がいました。 🙂

かな入力モードにしていると、WASD で移動したときに、入力が IME に渡ってしまうときがあるらしく、前進した後「ててててて…..」のようになったりしますね。バグレポート行き。次。

初心者が 3D 酔いしないようにとの配慮でしょうが、デフォルトカメラモードが固定になっているため、かえって不自由な感じがします。ぐりぐり回したい! 時は、[自由] に変更することで 360度回せるようになります。

iA デフォルトカメラモード

とりあえずログイン直後にすべてのプレイヤーが降り立つ http://ia-world.jp/ の土地をうろうろしてみました。

冒頭にあったような、”iA World.jp” のロゴ入りゲートがある他、いくつか施設があります。

でもこのアイランド自体はあまり広くありません。

なにげに iA ツールバーのホームへジャンプするボタンを押すと、いきなりワープ。迷子センターに連れて行かれました。

iA 迷子センターにジャンプ

どうも自分のハウスを建てていないと、ジャンプしてもデフォルトここに連れてこられてしまうらしい。

多分 CBT 参加者の方は一度はやったと思いますが、迷子センターの周りに必死にハウス建てようとしてもだめです。

iA ってそうやって遊ぶんじゃなく、土地はここだけではないんですね…ということで次回へ続く。

今日のまとめ

  • アバターのデザインは、国産ゲーだけあって日本人が安心して見られるテイストだと思いました。デフォルトであごがマッチョだったり、背中に片方天使の羽が生えていたりということもなく、MMORPG 慣れしていない人が引かない程度でいいと思いました。
  • アバターでカスタマイズできる箇所が某 W○○で見たような内容だったり…するのも、同じ理由により紳士的にスルー。
  • 基本的な操作系は FPS, MMO でありがちな設定で、普通でした。ハイエンドユーザー向けに WASD 以外のショートカットがもっと充実していると良いのですが、それは確認できませんでした。
    (手持ちアイテムを確認するのに Alt + V あれっ開かない、Alt + I か? などと指が勝手に動き…何のショートカットだったっけと自問自答)
  • Web ブラウザとの連動をウリにしているだけあって、IE のウィンドウをよけるように作成中のアバターが移動するのは、細かい点ですが良いと思いました。

セガ internet Adventure [iA] のインストールとログイン時の洗礼

セガの “internet Adventure [iA]” の CBT (クローズド ベータテスト) に当選しました。今日 3/13 が初日です。

iA は見た目、同時多人数でサーバにつないでプレイする MMORPG で、自分のアバターを作って、「ハウス」を 3D 空間上の島に持つことができます。

ただのネトゲと違うのは、デスクトップ (壁紙) で MMORPG が動きつつ、Web ブラウザ (IE) のウィンドウと連動していることです。サイト上の画像やムービー、Flash などを MMO の 3D 空間に貼り付けたり、アイランドの住人に自分のサイトを紹介することができます。

必須/推奨システム環境は

ブラウザ … Internet Explorer6.0 以上 (IE 以外は対応していない)
OS … Windows XP / Vista
CPU … Pentium4 1.4GHz 以上
メモリ … 512MB 以上
HDD 空き容量 … 1.5GB以上
DirectX … 9.0c

ということでそんなに厳しいものではありません。

インストールですが、次のような流れになっています。

  • DirectX (正確には SDK も) を最新版にする
    あらかじめ DirectX を最新版にする必要があります。(DX 10 である必要はないが、バージョン9 がすでにインストールされていても、開発用の DirectX SDK は最新版がリリースされ続けているので、追加で入れる必要がある)
  • iA をダウンロード、インストール
  • iA の ID, パスワードを入力してログイン
  • iA 用最新パッチのダウンロード (500M 程度ありました)
  • iA の Update 中

ダウンロードが終わると、ツールバーが表示されます。


ia ツールバーのインストール完了

クリックして、ID, パスワードを入力してログインです。
どん

iA: ゲームサーバから切断されました

おや…いきなり入れません。公式サイトによると早速、接続障害が発生しているようです。

上記のエラーの他、「通信エラーが発生しました。サーバーから情報取得できませんでした。(error:16)」など何種類かエラーのパターンがあります。サーバにも何種類かあり (ログインサーバ, ゲームサーバ etc)、その中で色んなステートでコケる可能性があるので、メンテしている方は大変なはずです。

本日のまとめ

セカンドライフとどう違うんだ、とか色んなこと言われていますが、国産の「ちょっと一言でカテゴライズしにくい “なんだこりゃ” ゲーム」に期待しています。 (まさかアバターのキャラデザと鯖運営が Korea なんてことはないでしょうね)

つながらないのは、もはや MMORPG サービス開始時の風物詩になりつつありますね。そうは言っても、本サービス時にはできるだけ「鯖落ち」は減らしたいでしょうから、わざと負荷をかけてログインサーバの動きを検証しているのかもしれませんね。

CBT は最大 10,000名募集とのことでしたが、何人ぐらい同時接続しようとしているのでしょうか。まぁトラブルを楽しみつつ、気長にやりましょう。 🙂

続き: セガ internet Adventure [iA] にも、あの著作権条項が

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